「高次脳機能障害友の会しずおか」の活動

東部の７月行事は久しぶりに絵画系に挑戦しました。
今回の試みで特筆できることがありました。
講師が会員家族集団だったことです。まさに、会員家族の力は侮れないなと思わされました。
　　　
なんと当事者Mさんの娘さん御夫婦と次女の方々が三人揃って美術科の教師でした。

この日は抽象画に挑戦です。講師から課題が出され、説明がありました。
さすが中学校と小学校の教師陣。分かりやすいお話で参加者の皆さんも難解のはずの抽象画の世界にすんなりと入り込んできました。


テーマは「初恋」「夏の一日」「自由」「仕事」から一つ選択

描き終わったところで全作品について講評もしてくれました。
講評では本人も自覚していない色使いの良さや構図の素晴らしさを評価されました。




この取り組みで良かったことは当事者家族の潜在能力を引き出し自信を持たせてくれたことです。
リハビリを頑張り、基本機能を受傷以前に近づけつつ、さらに障害を負っても、それを一つの個性として人生を謳歌することも可能だよということを教えてくれました。
もう一つ自信を持たせてくれたのは当事者家族は病院の中では治療され保護される対象ですが、一歩院外に出たならば多様な人生・仕事の経験をされてきている人たちであり、家族会行事でも、家族会運営でも、大いに力を発揮していただけるのではと思えたことでした。

中部地区勉強会
6月24日（土）野外活動　バーベキュー
静岡市葵区足久保奥組堀下　Sato（サト）






7月22日（土）
キットパス（クレヨン）で手形、コースターに絵描き